アザラシに詰めた鳥の肛門から内臓を吸うイヌイット料理キビヤックの味、値段、場所はどこ?

キビヤック!

クレイジージャーニーで話題の超絶飯にアザラシの映像がありました。

あれ、もしかしたらキビヤックかもしれません。

以前もやしもんというアニメで見たことがあります。

ということで今回はキビヤックについて調べてみました。

スポンサードリンク

世界一臭い発酵食品

知名度はシュールストレミングの方が上ですが、
それは缶詰として流通しているからです。

発酵させる方法はピータンに近いかもしれません。

まず、アザラシの中身をくりぬいて器を作ります。

この過程が映像で流れていた部分ですね。

現場は血や肉の臭いでかなりヤバかっただろうと思います(^^;

次に、鳥(アパリアス)をパンパンになるまで詰め込み、
アザラシを縫い合わせて閉じます。

この鳥が熟成されてキビヤックになります。

最後に、縫い目に寄生虫や腐敗を防ぐために油を盛り付けて
地中に埋めて重しをのせます。

あとは熟成するまで半年前後ねかせるだけ。

ここまででも強烈ですが、
実はその食べ方がインパクトが強くて有名なのです。

観光客がドン引く食べ方

なんと、鳥の肛門から内臓を吸って食べるというもの。。

しかも、頭も噛み砕いて脳みそもすするのだとか。。

もやしもんのアニメのシーンでもあるように、
肛門から内臓を吸うときは、鳥が死んだ鳥そのままの見た目。

その後、身を食べる前に皮を剥ぐので、
それ以降の食事風景は割と普通です。

ちなみに、皮を剥ぐときはエビのカラを剥くように
比較的スムーズに剥くことができます。

剥いた後は赤黒い肉の塊で、見た目のグロさはほとんどありません。

生とはいえ燻製肉なのでそのままでも食べられますし、
普通の鶏肉のように調理したりもできます。

・・・まあ、強烈な刺激臭があるそうですが。

世界中どこでも発酵食品は臭いですからね。

世界で広く受け入れられている発酵食品なんて、
酒とチーズぐらいではないでしょうか?

超絶美味な内臓!

気になるお味ですが、食べた人はほとんどが美味いと答えるそうです。

特に内臓や脳みそは絶品とのこと。

量が少ないためご馳走扱いなのだとか。

扱いとしてはカニみそのようなものでしょうか?

濃厚な鳥の味と書かれているものが多いので、
鳥レバーなどがお好きな方には堪らないかもしれませんね。

内臓は調味料として、
身を食べるときに一緒につけて食べても良いそうです。

でも身の方は、普通に生肉を食べる機会がある人は、
そっちの方が良いかもしれませんね。

日本でも食べれるの?

どこか食べれる場所がないか調べましたが、
日本で食べれる場所はありませんでした。

元々イヌイットの伝統料理で、
カナダやグリーンランドではレストランで食べれます。

お皿に黒い鳥がのっかって出てくるので、
カニやロブスターのように手でバラしながら
食べるようです。

伝統的な結婚式でも時々出るそうなので、
レストランではもう少しアレンジされたメニューも
あるかもしれませんね。

以上!いかがでしたでしょうか?

キビヤック以外にも世界の超絶飯を調べています。

よろしければ併せてごらんください。

・ファーストフードの残飯で作った残飯料理パグパグの味は、値段、場所はどこ?

・じつは世界的には割と一般的なコウモリの丸焼きの味、値段、店はどこ?

少しでも皆さんの話題作りのお役に立てたらうれしいです!

関連記事広告
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク