コドモミクス1000万円!
国民民主党玉木雄一郎代表が
3人目出産で1000万円給付
を公言して話題になっています。
実際に制度が作られたとして
1人1000万円は不可能でしょう。
実際1人いくらもらえるのでしょうか。
財源や実現の可能性も
気になります。
ということで
コドモミクス1000万円
について調べてみました!
目次
国民民主党の玉木雄一郎のコドモミクス1000万円とは?
ニュースの内容はこんな感じ。
国民民主党の玉木雄一郎共同代表は23日のネット番組で、少子化対策として3人目を出産した家庭に1000万円を給付するとした自身の政策を「コドモノミクス」と名付けた。その上で、「コドモノミクス」と日米地位協定の改定を挙げ、「この二つの大きな柱で協力できる野党とは連立政権構想を速やかに出したい」と呼び掛けた。
出典:https://www.jiji.com
ネット番組で公言。
コドモミクスというネーミングが
とてもキャッチーで良い感じ。
詳細はコメントしなかった様子。
日米地位協定の改定と並んで
今後国民民主党の政策の
2本柱となるようです。
市民にとっては
とても耳障りの良い政策。
昔やった国民全員に
商品券をばらまく施策を
思い出します。
地域通貨もありましたね。
当時経済効果は証明できず
体感効果もありませんでしたが、
銀行などの試算では
数百億~数千億の
経済効果があったそうです。
ネットやメディアでは
相当批判されていましたが。。
今回の1千万円も
短期間に消費させるために
期限付きの商品券
となるのでしょうか。
それとも毎年100万10年間
などの社会保障の形態を
とるのでしょうか。
財源の都合を考えると
後者の方が可能性が高そうな気がします。
コドモミクス1000万円じっさい一人いくらもらえるの?
本当に1千万支給なら
子供一人当たり333万円。
支給された家庭には
3人の子供がいるので。
3人目が生まれたばかりだとすると
親夫婦は40手前ぐらいでしょうか。
都心部なら世帯年収500万以上、
地方なら世帯年収400万ぐらい。
一括にしろ分割にしろ、
そのぐらいの時期に1,000万
貰えるとだいぶ楽になりそう。
子供1人が大学卒業年齢の
22歳になるまでにかかる費用は
だいたいこんな感じです。
- 食費:約670万円
- 衣料費:約141万円
- 医療費・理容費:約193万円
- お小遣い:約451万円
- 子供の私物代:約91万円
出典:mamari.jp
この金額はあくまで平均値。
都心部なら食費や小遣いは
もっと高いでしょう。
単純に合計すると1,549万円。
3人分だと多少食費など
効率よくなるでしょうが、
合計4,500万程度。
年収400万円の夫婦なら
年収の6割を持っていかれます。
生活不可能。破産してしまいます。
これでも子供は平均レベル。
家族みんなが理解があって
多少ひもじい思いを我慢できるなら
コドモミクスで+1,000万すれば
3人目も育てられるかもしれません。
そうでないなら
1,000万円もらえても
3人目は生まない方が安全。
最近児童虐待が異常に多いですし。
コドモミクス1000万円の財源や実現の可能性は?
代表が公言するくらいだから
おそらく財政の試算済み。
成長すれば納税者になれば
計算上は元が取れる
ということでしょう。
しかも官僚の試算は超正確。
財源がなくて政策が実行できない
という可能性は低いと思います。
ただし実際に国が負担するお金は
その1,000万だけではないので
1,000万をペイ出来ても
国の財政はめっちゃ悪化するはず。
そもそもその子供1人が
大人になっても一生かけて
2-3億円しか稼ぐことができません。
さらに日本人の納税の平均は
全部込々で大体50%。
国が回収できるのは1億~1.5億。
給付した1,000万円は
1割近い金額ということに。
この制度の運用自体にも
毎年数人分の人件費、
市区町村が負担するなら
数百人分の人件費がかかります。
おそらく給付を受けた子供が
一生に稼ぐお金の2-3%
以内でなければ財政的には
大幅なマイナスになるでしょう。
現在でさえ、
医療費や教育費、食事など
結構な費用を国が負担しています。
数が足りていない
幼稚園や保育園も
国のお金で運営しています。
施策単発の財源を
確保できたとしても
2-3年で廃止になるような
気がします。
コドモミクス1000万円についてのまとめ。
以上いかがでしたでしょうか?
本日の内容をまとめてみると
このような感じです。
・国民民主党の玉木雄一郎のコドモミクス1000万円とは?
番組中に玉木雄一郎代表が公言した制度
・コドモミクス1000万円じっさい一人いくらもらえるの?
1世帯で1000万だとしたら
子供1人333万円
コドモミクス1000万円の財源や実現の可能性は?
試算してるなら出来るだろうけど
やってもすぐに廃止になると予想
本日の内容をまとめてみると
このような感じでした。
少しでも皆さんの話題作りの
お役に立てたらうれしいです。