薬の飲み過ぎで骨折!?
薬の飲み過ぎで骨折になるらしい
という噂が広がっています。
一体どういうことなのでしょうか?
ちょっと気になりますね。
ということで、
薬の飲みす過ぎで骨折
について調べてみました!
薬の飲みす過ぎで骨折という噂の出どころは?
調べたところ
西日本新聞がそのような記事を
書いていることが分かりました。
内容はこんな感じです。
骨折の恐れも…薬もらいすぎに注意 「7種以上」3%、対策急務
若い世代でも骨折などにつながる恐れ
また、骨折していた人は骨折していない人に比べ、服用している薬が多い。15種類以上の服薬者のうち骨折している人の割合は、15種類未満の2倍。高齢者の多剤併用による副作用としてふらつきや転倒などが知られているが、若い世代でも骨折などにつながる恐れがうかがえる。一方、7種類以上服薬している40歳以上の加入者1500人への意識調査(有効回答率28・9%)も実施。「できれば薬を減らしたい」人が88%いる半面、「医師にかかったら薬をもらわないと不安」という人も60%に上った。
出典:headlines.yahoo.co.jp/一部抜粋
確かにそれらしいことが書かれていますね。
よく見ると2つ条件があります。
- 高齢者
- 薬が15種類以上
骨折の理由は1つ
- 高齢者の多剤併用による
ふらつきと転倒
確かに高齢者が転倒したら
骨折するでしょう。
出典元の記事が書いていることは
間違っていないように思います。
でもなんだか違和感を感じます。
そもそもみんなが納得している記事なら
こんなに話題にならない気がします。
薬の飲みす過ぎで骨折って本当?
本当かどうかいろいろと調べてみました。
基本的には骨折とくするの種類の関係性。
すると寝たきりになると
健康状態が悪化して
薬の量が増えるらしい
ということが分かりました。
・・・あれ?
つまり骨折すると薬が増える?
これって薬を飲むと骨折が増えるのと
逆のロジックかもしれません。。
たまごが先かニワトリが先か
の話に似てきました。。
では高齢者の多剤併用の
副作用が間違っているのでしょうか?
調べたところ副作用はこんな感じ。
- ふらつき
- 転倒
- もの忘れ
- 意識障害
- 食欲低下
- 便秘
- 排尿障害
- 他
ネットで専門サイトを
見て回った限りでは
ふらつきや転倒は
ほとんどのサイトにありました。
ということは
記事の話もあっています。
薬剤師に聞いてみた!
知り合いに薬剤師がいるので
薬の飲み合わせによる副作用について
ちょっとだけ聞いてみました。
その薬剤師によると
降圧剤や睡眠薬など、
そもそもふらつきや転倒の
副作用が出る薬は
たくさんあるとの事。
併用や飲み合わせの前に
指示されたとおりに
飲むことが大事なのだとか。
高齢者の副作用が多いのは
もっとたくさんの薬を貰おうと
飲んでいる薬を偽って報告したり、
飲んでいないのに飲んでいる
ふりをするためなのだとか。
それによって医者が
今の薬の量では効果がないと判断し
薬を増やしたり強い薬を追加
するために副作用が出る様子。
この話が本当だとしたら
その高齢者達はかなり悪質です。
しかも人によっては
勝手に飲むのをやめたり、
自己判断でまた飲み始めたり
する人もいるそうです。
先ほどの記事は最後に
東京大大学院薬学系研究科の五十嵐中特任准教授(医療政策学)は「薬は数が多いほど効くわけではない。効き目と安全性のバランスを考えて最適化することは、患者にとってもメリットになる。患者、医療機関、薬剤師、保険者が積極的に関わって、減らせる薬は減らした方がいい」としている。
とまとめています。
でも薬剤師の話を聞くと
全て患者が悪いのではないでしょうか。
なんだか子供の
お守りのように感じてしまいます。。
もちろん、認知症などで
本当に自分で薬の管理が
出来なくなっている方も
いると思います。
そういった方への支援は
必要だと思います。
薬の飲みす過ぎで骨折についてのまとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
今回の話を最後にまとめてみると
このような感じです。
・薬の飲みす過ぎで骨折という噂の出どころは?
西日本新聞のネット記事っぽい
・薬の飲みす過ぎで骨折って本当?
本当だった
・薬剤師に聞いてみた!
副作用の原因はほぼ患者っぽい
本日の内容をまとめると
この様な感じでした。
少しでも皆さんの話題作りの
お役に立てたらうれしいです。