口永良部島(くちのえらぶじま)新岳噴火被害2018鹿児島

口永良部島(くちのえらぶじま)噴火!

以前噴火して大変なことになった
鹿児島の口永良部島
再び新岳が噴火しそう
とのことで話題になっています。

今年が2018年で前回が2015年
なので3年ぶりの噴火。

噴火すれば噴石、火砕流など
甚大な被害が予想されます。

ということで、
口永良部島(くちのえらぶじま)噴火
について調べてみました!

2018年の鹿児島口永良部島(くちのえらぶじま)新岳噴火状況

ニュースの内容はこんな感じ。

気象庁は15日午前、鹿児島・口永良部島の噴火警戒レベルを2から、避難準備の4に引き上げた。

住民の居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生する可能性が高まっているとしている。

気象庁は15日午前、噴火警報を発表し、鹿児島・口永良部島で、住民の居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生する可能性が高まっているとして、噴火警戒レベルを2から4に引きげた。

噴火警戒レベル4は「避難準備」を示すもので、新岳の火口から、おおむね3kmの範囲では、噴火にともなう噴石や火砕流に、厳重な警戒が必要だとして、避難の準備を呼びかけている。

口永良部島では、14日未明ごろから、火山性地震が増加して、午前10時までに26回発生していて、気象庁は、緊急会見を行っている。

出典:headlines.yahoo.co.jp

まだ警戒レベル

とはいえ5になってから
避難を考えると前回同様に
体一つで避難することになって
避難先での生活と
帰島後の生活に大きな
支障が出てしまいます。

家畜や家、車、船など
火山被害への対策を
至急行うべきでしょう。

ちなみに口永良部島
地図で見るとこの辺り。

鹿児島です。

屋久島や種子島の近く。

近くの海底にある
マグマ溜まりは日本最大。

後術しますが、
実はこの溶岩溜まりが
かなりヤバいです。

そのヤバさが
口伊良部島噴火が頻繁に
ニュースに上がる理由。

噴火は新岳火口。

新岳の火口は200m。

2015年の噴火と同じ場所です。

概ね3kmの範囲に
大きな噴石や火砕流
の被害が出るようです。

とはいえ新岳のある
島の右側は直径5㎞ちょっと。

新岳は島の中央にあるので、
口永良部島右側は
壊滅状態になります。

住民は100人ぐらい
戻っているようです。

屋久島には100人分の
財産まで守れないでしょうし、
島には安全な場所がほとんどありません。

避難準備でさえ途方に暮れそうです。

口永良部島の鬼界カルデラや溶岩ドームとは?

口永良部島の海底下には
世界最大のマグマ溜まりがあります。

世界最大ってヤバいですよね。

これが口永良部島の噴火が
注目されている理由です。

その名も鬼界カルデラ(きかいかるでら)。

カルデラと言っても、
見た目がカルデラのようなだけで
溜まっているのはマグマ。

埋没してますが構造は
普通のマグマ溜まりと同じ
一般的な溶岩ドームです。

見ての通り直径10㎞。

島の下はもちろん、
南東の方に向かって
大きく広がっています。

神戸大学海洋底探査センターによると
噴火した場合は最大で1億人
死ぬとのシミュレーションも。

見ての通り、
西日本は20-30㎝
火山灰が積もります。

さらに東北まで
日本全域に火山灰が。

雪の積雪量と違い
溶けることなく積もるので、
積もりやすい場所では
実際はひざ下ぐらいまで
灰が積もるでしょう。

鹿児島は口永良部島から
噴き出した火砕流に
丸々飲み込まれています。

しかもこのマグマ溜まりは
現在も成長中との事。

最悪の事態の死者1億人は
起こらないにしても、
九州や四国は再起不能でしょう。

どうか鬼界カルデラの
マグマが噴出する事態だけは
起こらないでほしいです。

2015年の鹿児島口永良部島(くちのえらぶじま)新岳噴火被害

鬼界カルデラの噴火がないにしても
2015年の時と同じ被害は
今回も起こるでしょう。

3年前の噴火は新岳。

爆発的な噴火
気象庁がいきなり噴火警戒レベル5
を発表したことで話題になりました。

噴火レベル5は最大。

島の全域に緊急避難指示がでて
当時の住人137人余りの住人全員
島外に避難しました。

最初の爆発的な噴火はマグマ水蒸気噴火

噴煙は火口上空1万m

日嘔気が飛ぶ高度と一緒です。

何度もニュースで流れたので
記憶に残っている方も多いはず。

一番の被害をもたらした
火砕流は新岳から島の全方向に。

しかも最大時速は140km

島の右側は直径5㎞ちょっとなので
赤い部分は噴火後たった1分
火砕流に飲み込まれたことになります。

体感では一瞬の出来事でしょう。

島の被害状況は
当時のニュースでご覧ください。

島の大部分が分厚い灰
覆われていることが分かります。

家畜や農作物も
全てダメになったしまったそうです。

ちなみに噴火警戒レベル5が
発令されたのは2015年の噴火だけ。

今回発令されれば史上2回目です。

2019年1月17日追記:噴火発生

ニュースの内容はこんな感じ。

福岡管区気象台と鹿児島地方気象台によると、鹿児島県屋久島町の口永良部島で、きょう17日09:19頃、噴火が発生しました。
口永良部島では2018年10月21日18:31頃、3年4か月ぶりにごく小規模な噴火が発生後、12月18日16:45頃には爆発的噴火が発生し、屋久島町は口永良部島全島民に一時自主避難を呼びかけるなどしていましたが、今年1月3日以降、噴火は観測されていませんでした。

口永良部島では、2015年5月29日に噴煙が火口上9000m超に達する爆発的噴火が発生し、気象庁は噴火警戒レベル導入後初となるレベル5(避難)を発表、一時全島民が島外へ避難しました。
この噴火後、噴火警戒レベルは順次引き下げられ、2018年4月30日にはいったん噴火警戒レベル2(火口周辺規制)まで引下げられたものの、8月15日に新岳南西山麓付近で地震回数が増加したことから一時噴火警戒レベル4(避難準備)に引上げ、その後8月29日以降はレベル3(入山規制)となっています。

出典:headlines.yahoo.co.jp

現在は警戒レベル3なので
登山禁止や入山規制など危険な地域への
立入規制がされています。

噴火はしたけど警戒レベル変化なし。

噴火時の噴煙は上空6000m以上。

大きな噴石が約1キロ飛散。

火砕流も南北に1.5㎞。

規模的には2015年の半分以下。

今のところ集落への被害の心配はなさそう。

口永良部島(くちのえらぶじま)新岳噴火についてのまとめ

以上いかがでしたでしょうか?

本日の内容をまとめてみると
このような感じです。

・2018年の口永良部島(くちのえらぶじま)新岳噴火状況

噴火警戒レベル4が発令

・口永良部島の鬼界カルデラや溶岩ドームとは?

口永良部島の海底にある
世界最大のマグマだまり

・2015年の口永良部島(くちのえらぶじま)新岳噴火被害

島の大部分が分厚い灰に
覆われたっぽい

本日の内容をまとめてみると
このような感じでした。

少しでも皆さんの話題作りの
お役にたてたらうれしいです。

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