ローソン消費期限改ざん!
ローソン三郷天神一丁目店と
ローソン三郷彦糸店で消費期限改ざん。
本来大バッシングを受けそうなことですが
ネットでは理解を示す意見が大多数。
廃棄よりましとか、しょうがない、
安全性問題ない、値引きすればいい
などとかなり理解を示す反応。
セブンイレブン恵方巻大量廃棄問題直後で
コンビニの廃棄に対して皆さんの
関心が高いようです。
ということで
ローソン消費期限改ざん
について調べてみました!
目次
ローソンがコンビニ弁当消費期限改ざんで閉店、購入者には全額返金
ニュースの内容はこんな感じ。
ローソンは6日、埼玉県三郷市の2店舗で、店内調理の一部商品の消費期限の改ざんが判明し、両店を閉店したと発表した。健康被害の報告はないという。2店舗は同じフランチャイズオーナーが経営する「ローソン三郷天神一丁目店」と「ローソン三郷彦糸店」。三郷天神一丁目店で消費期限を改ざんして販売された商品は、最大で約1万3700個に上る可能性がある。三郷彦糸店の販売数は不明としている。
従業員が店内調理の弁当やパンに貼られている消費期限記載のシールを期限が切れる2時間前に貼り替え、7時間延長していたという。購入者にはレシートと引き換えに返金するとしている。
出典:headlines.yahoo.co.jp
改ざんと閉店を発表したのは今日2月6日。
問題が発覚した店舗は2店舗。
- ローソン三郷天神一丁目店
- ローソン三郷彦糸店
調べたところどちらも1月に閉店していました。
どちらの店舗も同じオーナーの店舗で
すでにオーナーはローソン本部から
フランチャイズ契約不履行で契約解除済み。
公式サイトの謝罪はこんな感じ。
2019年2月6日
この度、弊社の加盟店であるローソン三郷天神一丁目店およびローソン三郷彦糸店において、 まちかど厨房商品(店内調理による弁当、調理パン類)の消費期限を故意に延長して販売していたことが判明いたしました。ただちに両店舗を閉店いたしました。お客様には大変ご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。お客様に安心してお召し上がりいただける様、全店での消費期限管理の徹底と再発防止システムの構築を図り、信頼回復に努めてまいります。
1.店舗
ローソン三郷天神(みさとてんじん)一丁目店 (住所:埼玉県三郷市天神1-503-11)
※1/18(金)閉店ローソン三郷彦糸(みさとひこいと)店 (住所:埼玉県三郷市彦糸2-200) ※1/22(火)閉店
2.内容
まちかど厨房商品(店内調理による弁当、調理パン類)の消費期限を7時間延長
(サーマルシール〔消費期限を記載したシール〕の貼り替えによる延長)
公式サイトでは調査内容も公表。
3.判明した経緯
1月17日 | 午前7時 弊社カスタマーセンターにメールで「ローソン三郷天神一丁目店」で店内調理の弁当のサーマルシールの貼り替えを行い、消費期限を引き伸ばしている」との連絡が入る。 |
午前11時 弊社店舗指導員が三郷天神一丁目店オーナーとの面談および店舗従業員への聞き取り調査を実施。実際に消費期限が近いまちかど厨房商品 (店内調理による弁当、調理パン類)のサーマルシールの貼り替えを行い消費期限の延長を行っていたことが判明。 |
|
午後6時 三郷天神一丁目店でのまちかど厨房商品(店内調理による弁当、調理 パン類)の販売を中止。 |
|
同日 | お客様から埼玉県草加保健所に当該事実の通報。 |
1月18日 | 事実確認の上、弊社店舗指導員より埼玉県草加保健所に電話で当該事実を報告。
「ローソン三郷天神一丁目店」を閉店。 |
1月21日 | 当該店舗管轄の弊社支店長等が埼玉県草加保健所に出向き、実態等を報告。 |
1月22日 | 当該オーナーが経営する「ローソン三郷彦糸店」も閉店。 |
1月26日 | 当該オーナーとのフランチャイズ契約を解約。 |
1月28日 | 対象商品の消費期限切れ(7時間超過)による微生物検査を外部機関に依頼。 |
1月29日 | 弊社品質管理担当者等が埼玉県草加保健所へ出向き、品質管理手順、実態等を報告。 |
1月30日 | 「ローソン三郷彦糸店」でも同様の延長を行っていたことが発覚 |
1月31日 | 外部機関による微生物検査にて、9品中1品が基準値をオーバーとの 検査結果。 |
2月1日 | 弊社から警察署に相談。 |
2月4日 | 埼玉県草加保健所に報告書を提出。 |
普通に部生物検査でもアウトになってます。
事実確認は保健所の指導の下との事。
世論が擁護するほど甘くないようです。
以下ローソンの対処の内容です。
4.発生経緯および原因
■三郷天神一丁目店:2016年7月のオープン時点から2019年1月までの2年半の間、元従業員の指示により、午後4時消費期限の商品に対し、午後2時に発行した消費期限 午後11時のサーマルシールを貼り替える事で、消費期限を7時間延長し販売していました。元従業員は2017年6月に退職していましたが、店舗では引き続き延長行為を行っていました。■三郷彦糸店:従業員からの証言で、上記の三郷天神一丁目店の元従業員が勤務していた2014年7月以降(開始時期不明)から2017年6月までの間、上記と同様の方法で、消費期限を延長していた事が判明しました。
なお、サーマルシールの消費期限の印字は自動的に発行した時間から9時間後となっており、店舗での時刻の変更はできない仕組みとなっています。
両店のオーナーは同一人物で、店舗運営にほとんど関与していませんでしたが、行為自体は把握していました。
ローソン本部では月に1回、店舗指導員による店舗衛生調査を行っており、その際にサーマルシールの表示内容について確認を行っていますが、貼り替えを発見できませんでした。
5.延長した商品の販売数
三郷天神一丁目店のPOSレジデータで確認したところ、消費期限後(午後4時以降)のまちかど厨房商品(店内調理による弁当、調理パン類)の販売数は1日平均15個でした。延長を2年半継続していたため、販売総数は最大で約13,700個(15個×365日×2.5=13687.5個)の可能性があります。
なお、三郷天神一丁目店では、通常午前7時にまちかど厨房商品(店内調理による弁当、 調理パン類)を製造していましたが、追加で製造している事もありましたので、上記販売総数は推測値となります。三郷彦糸店での販売数に関しては、延長を実施していた時期が古く、POSレジデータでの時間帯別販売実績が残っていない為、消費期限を延長した商品の販売数の把握は出来ませんでした。
6.微生物検査の結果
外部機関で消費期限を7時間超過した同じ種類の商品9品の微生物検査を行い、内1品が基準値をオーバーしていました。なおこれまでお客様からの健康被害のお申し出はございません。
7.全店での調査実施
全店での商品製造履歴と販売実績、廃棄実績の照合、サーマルシール発行推定数と販売実績の照合、店舗従業員へのヒアリングを実施中です。
8.再発防止策
お客様が安心してお召し上がりいただける様、全店にて下記再発防止策を実施いたします。完全実施までの期間は店舗指導員によるチェックによって、サーマルシール貼り替えを防止いたします。
<新規防止策>
・剥がして貼り替えが出来ないように強粘着タイプのサーマルシールを導入
・各店のサーマルシールの発行枚数を本部にて一括管理するシステムの導入
・作業用タブレットに店内調理商品の製造・販売・廃棄記録入力画面を追加し、製造時間や廃棄時間等を一元管理
・店内調理製造区画へカメラを設置(新店・改装店より順次)し、店舗巡回指導時に確認
<店舗指導員によるチェック>
・日毎の製造商品数とサーマルシール発行枚数の差異が無いかチェックし、サーマルシール貼り替えを防止
<現在行っている衛生指導の強化>
・外部機関による調査
・弊社品質管理部門による調査
9.関係者の処分
<店舗>
・元オーナー:1月26日付にてフランチャイズ契約を解約。現在、警察署に対応を相談中
・不正を指示していた元従業員:現在、警察署に対応を相談中・不正に加担していた従業員:解雇
<ローソン本部>・運営本部長:譴責
・運営部長:譴責
・支店長:厳重注意
つまり全て店独自の対応で
本部は店を厳重に罰したという事。
しかも全店でラベル張替の調査も実施。
再犯防止でシステムと機材を総入れ替え。
ものすごい徹底っぷりですが
抜き打ちチェックもシステム入替費用も
全てフランチャイズ加盟店の費用負担。
とんでもない事を普通にやってます。
唯一本部が負担してそうなものはコレ。
10.お客様お問い合わせ先
当該商品をお買い上げいただいたお客様がいらっしゃいましたら、お手数をおかけいたしますが、下記のお問い合わせ先へご連絡いただきますようお願い申し上げます。レシート引換えに返金させていただきます。ローソンお問合せセンター臨時窓口
電話番号0120-066-307(フリーダイヤル)
営業時間9時~18時(月~日)
閉店した店に代わって
商品代金の返金。
もちろん消費者はレシートなんて
取っているはずがない。
販売期間2年半ですから。。
今頃クレームの嵐でしょう。
期限切れで菌検査に引っかかったものを
客から金とって食べさせておいて
この対応はちょっと酷いかも。
ローソン消費期限改ざん販売の商品一覧、消費期限改ざんはいつから?
商品一覧はこんな感じ。
これは主な商品一覧。
金額はこんな感じ。
<弁当>
- 厚切りロースのカツカレー:税込598円
- 厚切りロースのソースかつ丼:税込566円
- 海鮮かき揚げ丼:税込500円
- 直火で炙った焼豚丼:税込530円
- ダブルたまごの親子丼:税込598円
- とろーりたまごの厚切りロースカツ丼:税込598円
- 豚ロース生姜焼き丼:税込500円
<調理パン>
- 厚切りかつ&ごろっとタマゴサンド:税込399円
- 厚切りロースかつサンド:税込399円
どれもローソン店内で作られる
手作りお弁当シリーズ。
まちかど厨房の消費期限が
改ざんされていたようです。
三郷天神一丁目店では
最大1万3700個の販売。
これは1日15食を2年半提供したので
計算した結果約1万3700個だったという事。
でも消費期限改ざんするくらいなので
日常的に売れ残っていたはずです。
実際には1万食ぐらいの販売量かも。
2年半前なので2016年7月の
オープン時点から販売していた計算。
三郷彦糸店は2014年7月時点では
すでに改ざんするのが当たり前になっていた様子。
その間にお弁当のラインナップも変わるので
今は販売終了した商品でも
期限改ざんをやっていたことになります。
1日15食だとしても3万食は
期限切れ販売の可能性があります。
消費期限改ざん廃棄よりまし、しょうがない、安全性問題ない、値引きすればいい、SNSの反応
SNSの反応はこんな感じ。
数時間だったら、人体に影響はないと思うから安くしてくれれば買う人もいるかもしれない。
何でもかんでも捨てるのはもったいないんで。
もったいない。
セブンイレブンの恵方巻大量廃棄を
ニュースで見た後だと
ローソンはまともな気がします。
人体に直ちに影響がなければ,消費期限の仕方を考えればどうか.破棄される食物は少ない方がいい.
廃棄される食品は少ない方が良い。
私もそう思います。
でも今回の場合は細菌検査には
引っかかってましたが。
氷山の一角だと思うけれど、廃棄の責任を店舗側だけに負わせる仕組みも問題だと思う。
氷山の一角説。
フランチャイズ加盟店がリスクを負ってるのに
本部は一方的に閉店させたり大量仕入れさせたり
システム自体に問題があることは明白。
今回の犯罪も追い詰められて
始めたことかもしれません。
以前コンビニを経営していました。
初めの頃、まだ十分食べられるのに廃棄することに大きなストレスを感じました。
それは経営者にとってお金を捨ていること同じですし、食べ物を大切にしなさいと育てられた世代には凄く抵抗がありました。
廃棄は本部指定のイベントなどを除いて基本は
経営者負担ですから、本部にとっては不利益はありません。いつも指導されるのは売り切れ(チャンスロス)させないようにして下さいということです。逆に言えばいつも多めにとれと言うことです。確かにそれが商売というものなんでしょうが、まだ食べられる物を大きなごみ袋に入れながら不甲斐ない気持ちになったものです。
こういう記事が出ると食べ物がもったいないとか皆さん仰いますが、自分が買い物をする時は
少しでも日付や時間の新しいものを選んでいきます。ですから日付や時間が迫ったら自動でレジで値引きをするシステムがあればいいなと思います。
実際に大量仕入れを強要された
店長の生の声もありました。
ローソン本部の横暴が伺えます。
コンビニでも消費期限近くになったら割引する店舗としない店舗あるけれど、全店舗でやったらいいのにって思う。
それじゃ利益が…というなら、店舗自体を減らすだけでも違うと思う。
店舗自体が多過ぎるのも問題だと思います。
札幌のすすきの近辺とか、こんなに必要?ってくらいコンビニだらけ。あれば便利。
なければ不便になったなぁ…くらいで困る利用者ってそこまで居ないと思う。
値引きをすれば解決する説。
期限ラベル張替よりもよっぽど良い考え。
でもローソン本部は指導しませんが
本来値引き販売は禁止行為のようです。
他のルールを守っているローソンから
かなり疎まれているとの事。
期限表示の改ざんは不正なので処分は当然妥当です。ただ、消費期限が実際より短めに設定されていること、その手前に「販売期限」が設定され、そこで棚から撤去し廃棄する現状を改善できないかと考えます。西日本豪雨の際、高速道路が遮断され、消費期限どころか販売期限の直前にトラックがコンビニに到着し、販売する間も無く捨てられたとオーナーに伺いました。コンビニもスーパーも百貨店も、賞味期限や消費期限のずっと手前に「販売期限」があります。過ぎると棚から撤去し、返品または廃棄します。その手前に「納品期限」があります。この日までにメーカーが納品しないと納品を受け付けません。いわゆる「3分の1ルール」です。先進諸国と比べても厳し過ぎるため、年間1200億円以上の無駄が発生しています(流通経済研究所調査)。食料自給率の低い日本。食べられる物は最後まで食べて欲しいのは、普段はもちろん食品が不足する災害時はなおさらです。
専門家っぽい人の意見。
業界の物流に原因があるっぽいコメントしてますが
今回の事件は全て店内手作りのお弁当シリーズ。
物流は全く関係ありません。
点で的外れなコメントになっちゃってます。。
ローソン消費期限改ざんについてのまとめ
以上いかがでしたでしょうか?
本日の内容をまとめてみると
このような感じです。
ローソンがコンビニ弁当消費期限改ざんで閉店、購入者には全額返金
ローソン消費期限改ざん販売の商品一覧、消費期限改ざんはいつから?
消費期限改ざん廃棄よりまし、しょうがない、安全性問題ない、値引きすればいい、SNSの反応
本日の内容をまとめてみると
このような感じでした。
少しでも皆さんの話題作りの
お役に立てたらうれしいです。
コメント
私は、H26.9.11の朝七時半頃に盛岡市浅岸店で2週間前の消費期限と知らずにサンドイッチを購入し、即その店の駐車場で食して約40分後に体調が悪化して病院へ駆け込みました。診断結果は「感染性胃腸炎」でした。後でその店にその旨を連絡し、状態が落ち着いてから話し合いましたが、期限を過ぎた商品はレジを通らないの一点張り、しかしその商品をこの店から購入(カメラ記録今でも有る)したのは確かだと言っても認めようとしなかった。今思うに、その店も消費期限の改ざんし、たまたまその商品が改ざんから漏れたと解釈すれば、ローソンの関係者の説明内容(そんな期限切れの商品も有りきだ)に合点がいく。ローソンが治療費を払ってくれると電話連絡での打合せだったが、それすら反故にされて悔しい思いをしました。
ローソンの消費期限の改ざんは、売り上げの少ない店の苦肉の策として日常茶飯事的に実施してきていると思わざるを得ない。それ以来私は、ローソンを利用したことは無いが、それを知らずに毎日のように足を運んでいる方が、何か気の毒に思われてきます。