韓国SK建設の悪質な手抜き工事!
ラオスダム決壊の犯人SK建設。
内部告発やリーク情報で
手抜き指示の実態やコンペの嘘、
ダム建設の契約内容の証言が明らかに。
今回は悪質なSK建設の実態を
調べてまとめていきます。
目次
韓国SK建設の悪質なコンペの内容
ダム建設業者を決めるコンペでの
日本と韓国の提案が対照的です。
日本 | 韓国 | |
会社名 | 大林組 | SK建設 |
ダム建設方式 | 重量式コンクリート | ロックフェル |
その他 | 韓国政府も支援 | |
日本のボーリングマシーンを韓国製として宣伝 |
見ての通り重力式コンクリートは
全ダムの中で最強の構造。
逆にロックフィルは最弱の構造です。
セピアン・セナムノイダムのあたりは
地盤が柔らかくて水量も非常に多い為、
少しでもダムを知っている人なら
コンクリート重量式一択です。
日本の提案はとてもよかったのですが
ラオスは韓国に発注しました。
ラオスはダムが非常に多く、
水力発電も大量に建設されています。
電力輸出国としても有名。
ラオスに限ってロックフィル式を
選ぶなんて信じられません。
韓国はコンペの中で最安値。
政府は値段しか見ていなかった
のでしょうか。
韓国SK建設の悪質な契約内容
公式ではありませんが
SK建設の情報のリークが多く
色々なことが分かっていました。
SK建設は韓国でも
やたらと批判されているようです。
SK建設はダム2つ補助ダム5つを担当。
施工は下請け1社のみ。
一括下請けは日本では違法です。
契約書にはダムによって損害があった場合に
施工業者が責任を取り保証すると
明記されていました。
このことはSK建設も韓国政府も
事件後にメディアで確認しています。
SK建設の受注金額は10億2000万ドル。
この時点で工事規模からいえば
ありえないぐらい安いです。
予定では施工にかかる費用は8億9900万ドル。
SK建設の内部告発資料
「経営会議報告書-最終」によると、
こういった無理な費用は
下請け業者を値切ることで
吸収したとの事。
画像のSub Con Nego部分が
下請けを値切った証拠です。
さらに驚くことに、
総工事契約期間額は6億6800万ドル。
あまりにも安すぎます!
これも内部告発によって
明らかになったことです。
資料によると工期の
異常な短縮によって
経費が浮いたとの事。
SK建設の社員は
早期完成ボーナスで22億円も
受け取ったそうです。
ですがこの裏には
世界の建設業界の常識を覆す
悪質な工事の実態があったことも
分かってきました。
韓国SK建設の悪質な実態
SK建設は実は一切施工していません。
「ラオスでのダム施工の経験がなかった」
との理由です。
それでもダムの提案をした
ということは、内容が
セナムノイダム向けに
作られたものではなかった
ということかもしれません。
日韓両政府のリーク情報の中には
「突然、韓国のネット上で『工事で使った設計図は日本のものだ』『決壊した部分は日本の業者が工事した』という情報が流され、『すべて日本が悪い』という世論操作が始まっている」
というものまでありました。
設計図がラオス用でなかったとすると
このリーク情報は意外と正しいのかも。
SK建設が日本のどこかのダムの設計図を
盗んだということになります。
いずれにせよ、SK建設は
設計図と機械を下請けに渡して、
あとは工期を短縮するための
指示を出しただけ。
下請け会社はおそらく
タイ・ラオス・韓国の合弁企業。
施工業者としてニュースに
出ていた会社です。
SK建設が唯一やった作業指示は
手抜き工事の指示です。
これについては後ほど触れます。
予定より6カ月も早く完了した
SK建設の社員は、
前述の早期完成ボーナスを22億円と
建設装備をもって全員さっさと撤収。
ダムに限らず大型工事の場合は
国際的に建設装備を備え付ける
ことになっています。
非常時に現場で対処できる
ようにするためです。
建設装備をすべて撤去なんて
業界の人からしたら正気を疑うレベル。
しかもこの時まだ工事は未完成で、
ダムへの注水すら開始されていない状態。
現場に残された下請け会社は
このSK建設の尻ぬぐいをやらざる得ず
今回の災害を迎えることになります。
韓国SK建設の悪質な手抜き工事指示の証言
ラオスにダムが多いことは
前述のとおりです。
今回のダムの建設と同時に
大林組も別の場所でダム建設を
スタートしていました。
それにSK建設の責任者が
ライバル心を出して対抗したことが
今回の人災の原因と言われています。
各方面の証言をまとめると
こんな感じです。
- 韓国圧力パイプ貫通時(工事の初期)に
同時期に工事を開始した日本のダムは
満水間近(完成寸前) - SK建設は焦って粘土だけ固めて
その上にロックフィルで積み上げる
ように下請けに指示する - 基礎をしなかったため工期が6カ月短縮、
土を盛っただけのダムの門だけ完成する - SK建設は日本より先に工事が完成したと
自慢して回り、金と機械をもって撤収
この時点でSK建設の社員は
手抜き工事の指示以外は
なんの仕事もしていません。
しかも一番構造の弱いロックフィルを
さらに省略するように指示するという
非常に悪質な仕事内容。
ロックどころかアースフィル、
ただの土手です。
仮に設計図が日本から盗んだもの
であったとしても、
これでは強度が保てません。
その後の流れはこんな感じ。
- 下請けが水を溜め始めるが
粘土が流れ始める - ついに土手上部が陥没
- 陥没が11㎝になる
- 陥没箇所が10か所を超える
- 陥没が1mになる
- 韓国人の職員だけ
手抜き工事を把握してたし、
建設装備がすべて持っていかれたので
修繕不可能でヤバいと思って避難する - ダム決壊
- ダムが決壊した時には
韓国人は全員現地を離れていた
このような感じです。
被害状況はニュースの通り。
現地のインタビューでは
死者行方不明者は合わせて数千人、
被災者50万人に。。。
これは27日のインタビューで
公式ではないですが一番正確な情報と
言われています。
下請けの会社の韓国人も
陥没が見つかった時点で
住民を避難させたり建設装備を
取り寄せたりとできたはずです。
ですが、最終的には自分たちが
避難だけでした。
災害後のSK建設と韓国政府の対応
SK建設の醜態は災害発生後も。
ラオスの一般的な認識は
韓国の手抜き工事によって
ラオス国民が殺されたというもの。
それに対してSK建設と
韓国政府はモンスーンの
集中豪雨が降ったから決壊したと発表。
ですが国連訓練調査研究所が
調べた結果では降水量は75㎜。
75㎜は日本では強めの雨。
傘が必須だけど
水害までは起きないレベル。
集中豪雨というには弱いと思います。
さらにラオスのニュースでは
実際は14㎜の小雨だった
という記事もあったそうです。
また、今回のダム決壊について
ラオス政府は第三者を含めた
調査機関に調査させるべきだと
コメントしていました。
それに対してSK建設は
自社で被害や原因調査のためのチームを作り
既に調査していると返しています。
損害賠償で加害者が被害者の
損害を見積もるなんて
聞いたことがありません。
また本日SK建設は
災害義援金として1000万ドル(11億円)
をラオスに寄付したい気持ちがあると発表。
実際の被害総額は
最低でも数百億規模と言われています。
内部告発までされながら
災害義援金とはふざけているのでしょうか?
しかも支払いたい気持ちがあるって、
さっさと払えば良いのでは?
韓国の企業や政府は
災害時に義援金を支払いたい気持ちがある
と大きな金額を大々的に発表して
実際の寄付が少額であることで有名。
しかもパラオの大橋の手抜き工事事故や
シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ
の手抜き工事では、
最終的に責任を回避しています。
今回の加害者側でも
それで通用すると思っているなら
世界中から手痛いしっぺ返しを
食らうかもしれません。
韓国SK建設の悪質な手抜き工事についてのまとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
今回の話を最後にまとめてみると
このような感じです。
・韓国SK建設の悪質なコンペの内容
ラオスに適さない脆弱なダムを
破格の値段で提案したっぽい
・韓国SK建設の悪質な契約内容
世界基準ではコンプライアンス的に
完全にアウトな内容っぽい
・韓国SK建設の悪質な実態
設計図は日本から盗んだもので、
工事手抜き、ダムは未完成だったっぽい
・韓国SK建設の悪質な手抜き工事指示の証言
下請けに手抜き工事の指示だけして
ダムは完成させずに自分たちは帰ったっぽい
・ダム決壊後のSK建設と韓国政府の対応
事件を小さく見せようと必死っぽい
本日の内容をまとめると
この様な感じでした。
少しでも皆さんの話題作りの
お役に立てたらうれしいです。