テコン勝訴!ナノブロック、歴代アニメ、オタクはどう思ってるの?

テコンV!

韓国のロボットヒーローです。

日本ではデザインがマジンガーZに
酷似している事で有名。

そのテコンVが韓国の裁判で
マジンガーZを著作権侵害で告訴し
あろうことか勝訴しました。

ネットでは大変な話題になっています。

テコンVのナノブロックと歴代アニメ、
日本のオタクがどう思っているかなど
気になります。

ということでテコンV
について調べてみました!

テコンVマジンガーZ訴訟、噂のナノブロックは?

ニュースの概要はこんな感じ。

韓国の裁判所が国産漫画キャラクター「ロボットテコンV(ブイ)」が日本のロボットキャラクター「マジンガーZ(ゼット)」と区別される独立的な著作物だと判断した。

31日、ソウル中央地方法院(日本の地方裁判所に相当)民事208単独イ・グァンヨン部長判事は、株式会社ロボットテコンVが玩具類輸入業者運営者Aを相手取り「著作権を侵害された」として起こした損害賠償請求訴訟で、4000万ウォン(約402万円)を支払うよう命じる原告勝訴の判決を下した。

出典:headlines.yahoo.co.jp/

テコンVは韓国初のオリジナルロボット。

1976年デビューなので、
巨大ロボットキャラクターでは
2番手ぐらいのグループ。

対するマジンガーZは1972年。

世界初の搭乗型巨大ロボット
として有名です。

それ以前の巨大ロボットは
鉄人28号しかありません。

ニュースは次のように続きます。

株式会社ロボットテコンVは、テコンVに関する美術・映像著作物としての著作権を保有している会社だ。同社は、Aの会社が製造・販売しているナノブロック式の玩具がテコンVと酷似していて著作権を侵害されたとして訴訟を起こした。

これに対抗し、Aは「テコンVは日本の『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』を模倣したもので、著作権法によって保護される創作物とは言えない」と主張した。

実際、韓国内ではテコンVが日本のマジンガーキャラクターを盗作したという主張が過去に何度も提起されていた。

玩具輸入業者Aの
ナノブロックマジンガーZは
不明ですが、ナノブロックの
テコンVはありました。

このデザインは初期の2作品のものです。

画質が荒いですが
参考になる動画があったので
載せておきます。

見ての通り最初の赤アゴは
マジンガーがテコンドー
をするだけでほぼ丸パクリ。

頭部に飛行メカが合体する
パイルダーオンまで一緒。

次の青アゴは1978年の日本アニメ
ダイターン3のような変形、
飛行メカとの合体など
マジンガーZとは異なる
ロボットになっています。

ダイターン3はこんな感じ。

飛行携帯に面影が。

ロボット時は大きく異なります。

最終的な裁判の勝敗は
ナノブロックマジンガーZの
胸部がつながっていたために
A社がテコンVのデザインを
パクったと判断されたようです。

しかし、裁判所は「テコンVは登録された著作物で、マジンガーZやグレートマジンガーとは、外観上、明確な違いがある」とし「テコンVはマジンガー等と区別される独立的著作物か、これを変形・脚色した2次的著作物に該当すると見なければならない」と判断した。

裁判所は「テコンVは大韓民国の国技であるテコンドーを土台にしており、日本文化に基づいて創作されたマジンガー等とはキャラクター著作物としての特徴や個性にも違いがある」という説明を付け加えた。

AはテコンVの盗作疑惑の他にも、自身が販売した玩具がテコンVと実質的な類似性がなく、ナノブロック玩具の特性上、さまざまな形に変形させることができるとも主張したが、裁判所は受け入れなかった。

裁判所はテコンVとナノブロック玩具について、キャラクターの胸の部分につけられている赤色のV字の形とや頭上の赤色の角、額の部分のはちまきの点などがほぼ同じだと指摘した。

特に、胸の部分の赤色のV字について「一番分かりやすく目につく特徴で、胸に一筆書きのV字が刻まれたロボットキャラクターは多くない」とし「マジンガーZの場合、中央にスペースがあり、形もテコンVとは若干異なる」と説明した。

あわせて「さまざまな形に組み合わせる可能性があると言っても、主に組み立てられた形はテコンVの形だと見なければならない」とし「主に小学生と見られる消費者が果たしてロボットではない他の形を作るかどうか疑問」と付け加えた。

まあ、この判決はその通りだと思います。

A社のテコンVがマジンガーZのパクリだ
という訴えも、韓国の裁判では
通らないでしょう。

テコンVの歴代アニメ!

そもそもテコンVは
世界的に見ても古くて歴史ある
ロボットヒーローです。

確かに最初はマジンガーZの
パクリだったのですが、
それはロボットだけの話。

世界観やストーリーなどは
完全オリジナルでなかなか良い出来でした。

今では日本のロボットオタクにも
テコンVのファンがいるくらいです。

しかもテコンVはマジンガーZだけでなく
ガンダムやザブングルといった、
日本のロボットを大量にパクって成長してきました。

先に紹介した2つ以外にもたくさんの作品があります。

例えばこちら1984年版。

青あごの進化版。

特に下半身が大きく変わっています。

こちらの動画には
日本のアニメで見覚えのある
ロボットがたくさん出てきます。

ここまでくればマジンガーZとは
別物だとハッキリと言える
のではないでしょうか。

日本のロボットファンの間でも
テコンVのパクリはネタとして
楽しんでいる方がほとんどのように思います。

中には目くじらを立てている方も
いるかもしれませんが、
そういう人は日本の
ロボットやアニメのオタクには
ほとんどいません。

2011年には日本語吹き替え版の
DVDも発売されました。

オタクの間ではそれなりに
話題にもなりました。

その他に漫画や同人版も多く
記念館やモニュメントもあります。

もはや韓国の国民的ロボットヒーロー、
ロボットアニメの代表作と言っても
過言ではありません。

ちなみに韓国本国では5パターンに分類されるようです。

テコンV勝訴に対する日本のオタクの反応は?

驚きと笑いがほとんど。

ネットでは否定的な意見も
多く見られますが、
オタクの間ではネタ扱いの様子。

むしろ韓国の方々の方が、
躍起になっているように感じます。

「テコンVはマジンガーZを
越えなければ認められない」

みたいな空気が昔からあったので。。

まあ、韓国も自分が小さい頃に
夢中になった作品が他国のパクリ
だと言われたら否定したくなりますよね。

似たような話だと日本の花があります。

数年前にソメイヨシノは遺伝的に
日本が開発した品種であることが
証明されました。

実は菊でも同じような論争があります。

日本が開発した品種ではなく
日本でも交配可能な品種なのに、
わざわざ中国で交配したものを
買って繁殖させたことが
歴史的に証明されているのです。

ソメイヨシノに対する韓国人のように、
一部の日本人は顔を真っ赤にして
今でも否定し続けています。

でも元はどうであっても、
その後に築かれた文化的背景は
日本文化以外の何物でもありません。

テコンVも同じだと思います。

実は韓国のロボットアニメは
最近日本の一部のオタクの間で
とてもブームになっています。

ダイノコアやトッボット、カーボット、
ジオメカなどをネットで検索すれば、
現在の韓国ロボットがいかに
日本で人気なのかが分かるでしょう。

これは映画ではなく、
毎週テレビで放送する子供番組の予告。

めっちゃすごいと思います。

一部のオタクはアニメだけでなく
ロボット玩具もすでに日本を
超えているとまで言っていました。

韓国も過去に色々あって
日本コンプレックスもあるのかもしれません。

でも、アニメのようなサブカルチャーは
もっとフランクに交流して
韓国も日本を楽しめば良いと思います。

テコンVについてのまとめ

以上、いかがでしたでしょうか?

最後に、本日の内容をまとめてみると
この様な感じです。

・テコンVマジンガーZ訴訟、噂のナノブロックは?

ナノブロックマジンガーのデザインが
テコンvと同じだったっぽい

・テコンVの歴代アニメ!

日本のロボットアニメを
パクリ続けて独自の進化を
してきたっぽい

・テコンV勝訴に対する日本のオタクの反応は?

世論やアンチも多いけど、
オタクに限って割と好感っぽい

ネタとして楽しんでた

本日の内容をまとめると
この様な感じでした。

少しでも皆さんの話題作りの
お役に立てたらうれしいです。

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