こんな夜更けにバナナかよ略し方!
話題沸騰中の映画こんな夜更けにバナナかよ。
主演が大泉洋、高畑充希、三浦春馬と
内容関係なくても見たくなるような豪華な役者。
でも映画のタイトルが長すぎて
ちょっと呼びづらいですよね。
略し方を調べたらバナナとか
こんバナ、よるバナなどと呼ばれているようです。
どれが正しい略称なのか気になります。
原作本の略称はどんな感じだったのでしょうか。
ということで
こんな夜更けにバナナかよ略し方
について調べてみました!
目次
大人気映画「こんな夜更けにバナナかよ略し方」のあらすじと原作本
原作本
映画自体は渡辺一史先生の傑作小説原作。
大宅壮一ノンフィクション賞と
講談社ノンフィクション賞ダブル受賞。
話題になったので15年ぐらい前の作品ですが
当時かなり話題になったので
覚えている人も多いでしょう。
当時のハードカバーはこんな感じ。
とてもインパクトのある絵。
私の周りの人は当時この本を
バナナと呼んでいました。
現在も新書として増刷され、
映画の帯が巻かれて売られています。
でも最近の売れ筋はこちら。
文庫本。
今月発売されたばかりですが
私の良く本屋ではどこも平積み。
映画のせいか原作本も
かなり注目されているようです。
あらすじ
原作のあらすじはこんな感じ。
人工呼吸器を着けながらも自由を貫いた重度身体障害者と、生きる手ごたえを求めて介助に通う主婦や学生ボランティア。02年8月死亡した筋ジス患者・鹿野氏と24時間体制で自立生活を支えたボランティア達の心の葛藤を描く。
出典:amazon.co.jp
実話ベース。
リアルタイムで書き出しているので
ドキュメンタリー作品と言っても良いと思います。
あらすじだけではこの作品の凄さが
若干伝わりにくいので政策背景も紹介。
「先入観」裏切るスリリングな成長物語
本書は、札幌市内で在宅自立生活を送る筋ジス患者・鹿野靖明さんと、24時間体制で支える介助ボランティアとの交流や葛藤を描いたノンフィクション。渡辺氏がみずからもボランティアの一員となり、「わがままな」障害者である鹿野さんとそこに通う主婦や学生ボランティアたちの人生を丹念に聞き取った。鹿野さんは、原稿完成直前の2002年8月、42歳で亡くなった。
完成まで3年の歳月をかけてまとめ上げた本書では、ありがちな美談ではなく、障害者と健常者の枠を超えた新しい人間関係がリアルに描かれている。大宅賞選考委員の作家・関川夏央氏は受賞作発表の記者会見で「介護の話というと、普通は『またあれか』と思われるかもしれないが、その、またあれか、という最初の数十ページの感想が、だんだん裏切られていく。書き手がボランティアの場に放り込まれて、成長しないと生きていけない、というふうになっていって、ある種のビルドゥングスロマン(成長物語)としても非常に面白いのではないか。現在の福祉行政におけるノーマライゼーションに対する意義深い意見をもはらんで、スリリングな読書体験を生んでいる」と講評を述べた。
主人公は渡辺一史先生の執筆中に亡くなりました。
そのせいか、本の最後の方の文章の重さが
急激に重みを増しているように感じます。
書き出しのバラバラとした状況の描写と
本の最後の方のズシリと来る感じは
言葉が詰まるような感動。
何度読んでも堪らない気持ちになります。
鹿野靖明さんは一見すると問題のある人間。
タイトルも深夜に「バナナがほしい」
とボランティアをたたき起こすエピソードから。
物語が進まないとその恐怖と葛藤は
読者には伝わらないと思います。
このあたりの表面と内面が文学的で
昭和の古い作品のような独特の世界観。
映画と違って映像がない分めっちゃ
自分の思考回路に余韻が残ります。
普段小説読まないような若い人に
是非読んでいただきたい作品です。
ちなみに映画のあらすじはこんな感じ。
「こんな夜更けにバナナかよ」の略し方は「こんバナ」「よるバナ」?
基本的にこんな夜更けにバナナかよと
全文表記している文章がほとんど。
ハッシュタグもこんな夜更けにバナナかよ
しかありません。
一応SNSを見ると圧倒的に「バナナ」が多数。
友達との会話で文脈があれば
バナナでも通じるかもしれませんが
普段使いにはちょっと不便ですよね。
特にSNSではバナナだけでは
伝わらないことが多いでしょう。
バナナに続いて「こんバナ」
語尾に疑問符をつけながら
「こんバナ」と略している人もいました。
別に同意を得たわけではなくて
略した呼び方が欲しかっただけかと。
最近のラノベ風に略すと「けにバナ」
みたいなのもありそうですが
流石に1件も見ませんでした。
でも「夜バナ」「よるバナ」という表記も
ちらほら見かけます。
今風の略し方ではないので
原作当時の呼び方なのかも。
「こんな夜更けにバナナかよ」原作本の略称、正しい呼び方は?
調べていたらよるバナ系のツイートは
日付が古いので原作ファンの呼び名でしょう。
私のようにバナナで読んでる人もいますが
おそらく大多数の人は「よるバナ」。
正しい呼び方みたいなものは
特に決まっていないようです。
原作者の渡辺一史先生も調べていました。
ご自身のブログやインタビューでは
「よるバナ」を使っている様子。
あえて言うなら「よるバナ」が正解
という事になりそうです。
と言っても映画と原作と完全に
同じものではありませんし、
タイトルすら微妙に違っています。
原作正式名称は
「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」
映画版正式名称は
「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」
原作に合わせるなら「よるバナ」ですが
今はSNSでよるバナより多い「こんバナ」で
原作と差別化するのもアリかもしれません。
こんな夜更けにバナナかよ略し方についてのまとめ
以上いかがでしたでしょうか?
本日の内容をまとめてみると
このような感じです。
大人気映画「こんな夜更けにバナナかよ略し方」のあらすじと原作本
筋ジス患者とボランティアのドキュメンタリー風
「こんな夜更けにバナナかよ」の略し方は「こんバナ」「よるバナ」?
SNSではバナナとこんバナが多い
「こんな夜更けにバナナかよ」原作本の略称、正しい呼び方は?
原作ファンと原作著者はよるバナが多い
本日の内容をまとめてみると
このような感じでした。
少しでも皆さんの話題作りの
お役に立てたらうれしいです。